妻が今日、東京の友人宅を訪問してきた。旦那さんがイギリス人のフォトグラファー・デザイナーであるのだけれど、僕が手首を骨折したと伝えたら、
”Oh that's nothing!"(そんなのなんでもないさ)
と答えたよう。
聞くところによると、彼は自転車乗りで、14歳の頃から4回も骨折しているとのこと。イギリスでは、骨折は男の勲章らしい。
先日、信州で山岳ガイドやっている高校時代の先輩に手首を骨折したことを伝えたら、「唾つけておけば直るよ」という激励の言葉をいただいた。
その先輩も多くの怪我を経験している。自分の自宅を自分一人で建設したという強者であるのだけれど、冬場に滑って転倒し、ボルトが脇に刺さるという大けがをしたこともある。しかも僕の結婚式の直前に起きたことだったが、何と僕の結婚式にはフラフラになりながら出席してくれた。なので、その先輩に唾つけておけば直るといわれると、笑うしかない。
世の中には、強者がいるものである。
でも、僕はもう骨折はしたくない。メンタルを結構やられたので、正直言ってかなり懲りた。僕は強者にならなくていいかな。
いつかそのイギリス人と骨折談義するのも楽しみだ。
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