2016年1月15日金曜日

主の喜び

 
年が明けてから、ネヘミヤ書を読んでいました。

ユダの民がバビロンに捕囚された後、ダニエルが預言した70年の歳月が経ち、民は帰還して、神殿を建て、その後52日間という驚異的な速さで城壁も再建しました。

そして、会衆一同が広場に集まって律法を読み上げるときがありました。

律法のことばを聞いたとき、民は泣き出しました。きっと、自分達のあり様と神の律法との違いに愕然として悲しくなったのだと思います。

でも、そんな彼らに、ネヘミヤがこう語り掛けました。

「あなたがたは去って、肥えたものを食べ、甘いものを飲みなさい。その備えのないものには分けてやりなさい。この日はわれわれの主の聖なる日です。憂えてはならない。主を喜ぶことはあなたがたの力です。」(8章10節)

何とやさしいことばでしょうか。この日は、長い捕囚の後、民が回復された日であるということができると思います。

「主を喜ぶことはあなたがたの力です」という一節は、英語の聖書(NASB)を見ると「the Joy of the Lord is your strength.」となっています。これを直訳すると、「主の喜びは、あなたの力です。」となります。

年明けにピリピ人への手紙も読んでいたのですが、この手紙の大きなテーマの中のひとつも喜ぶことです。パウロがこの手紙を書いたとき、獄中にあり、普通の考えれば、決して喜ぶことができるような状況ではありませんでした。

しかし、彼はあえてこのように言っているのです。

「最後に、わたしの兄弟たちよ。主にあって喜びなさい。」(3章1節)

それは、この世で喜ばしいと思われること、楽しいと思われることとは、何か本質が違うもののようです。

そこには、何だかとてもない力があるような気がします。

ブログを統合しました

過去に「LIVING WITH JOY」、「試練にあるときに」、「43才、人生を考える」というブログを作成していたのですが、このたび、すべてこのブログに統合して一本化しました。

2007年に結婚して以来の自分の歩みの記録となります。

2016年1月2日土曜日

シダンゴ山

冬休み中、妻が自然のあるところに行きたいと行っていたので、今日は、山に行ってきました。日帰りで気軽に行ける山を探してたところ、神奈川県の松田町にある「シダンゴ山」が目に留まりました。何だか不思議な名前の山です。

標高は758m。それほど高くないようですが、眺めは最高でした。




 
 
山頂で食べるカップラーメンは、なぜか本当においしいです。ぜひ、一度やってみてください。
 

コーヒーは、ぜいたくにドリップで淹れました。クリームをたっぷり入れて、味は最高!



他に登山者の方が一人いて、いろいろと話をしました。山ではなぜか、人は心がオープンになります。

14時半までには、下山してバスに乗ることができ、ちょうどよい時間に帰ることができました。

私達夫婦にとって、とても良い時間となりました。

タイトル変更してブログ再開

2年半近く、このブログを更新していませんでした。このたび、タイトルを「べテルを慕い求めて」に変えて、再会しようと思います。

なぜこのタイトルに変えたか、理由は追って書こうかと思います。ひとつだけ言えることは、僕は、なぜか、創世記28章でヤコブに起きた出来事が心から離れないということです。そのことについては、2013年の1月と5月に小さな記事を書いていますが、その後、日常の生活に押し流されて、自分の思いが心の中に深く沈殿したまま、2年半もの歳月が流れてしまったかのようです。

しかし、ここで再度、べテル、すなわち、「神の家」とはいったい何なのか、ヤコブがべテルと名づけた地で見たことはいったい何だったのかを追い求めてみたくなりました。

これは、旧約及び新約聖書全体を貫く大きなテーマだと思います。