喜びをもって生きること
それはきっと
泣く者と一緒に泣き
喜ぶ者と一緒に喜ぶこと
壊れてしまった関係もたくさんある
愛したくてもなかなか愛することのできない人もたくさんいる
自分の本当の姿を見るとき
何ともいえない無力感に陥る
惨めさ、悲惨さ、心にこびりついた劣等感
こうした弱さは
いつになったら乗り越えられるのだろうか
もしかしたら、それらは乗り越えることなく
一部分残しておかれるものもあるのかもしれない
しかし
十字架にかかった神の御子の愛が
2000年の時空を超えて
僕を貫き
僕の弱ささえも包むとき
僕は
泣く者と一緒に泣き
喜ぶ者と一緒に喜ぶことのできる者となる
これは神秘としか
言い様がない
そしてここに
この世が決して与えることのできない
「喜び」がある