2022年4月27日水曜日

リハビリ記④

今日は診察とリハビリのために病院に行きました。骨折したのが3月26日でしたので、2か月経ったことになります。

先生からは、もうサッカーや水泳などのスポーツをしてもよいと言われました。骨の回復は順調で、骨を固定している固定具のボルトもずれていないようです。バーベルなどの重たいものはまだもたないようにと言われました。自転車に乗ることも控えていたのですが、これも問題ないとのことでした。

次第に日常生活が回復していきます。

手首の掌屈(しょうくつ)(前に曲げる動作)と背屈(はいくつ)(後ろに曲げる動作)の角度は、まだ完全には回復していません。療法士さんがマッサージしてくれると、最大で70度ほど掌屈します。しかし普段は50度くらいしか曲がりません。標準的には、掌屈が90度、背屈が70度だそうです。下手なイラストになりますが、説明のためにトレースして書いてみました。


(参考元:
手首/手指の解剖学 – McDavid|サポータ-ブランドのマクダビッド オフィシャルサイト

手首の曲げる角度なんて今までまったく意識したことがありませんでした。妻に手首を曲げてみてと頼むと、いともたやすく角度を付けて曲げています。すごいな~と思います。

時間をかけて回復させていこうと思います。リハビリはまだ続きます。

それから、今日は握力を測りました。右手が15キロ、左手が30キロでした。50~54才の握力の平均は、46.31キロのようです。ですので、握力はかなり弱っていますね。

帰りに百円ショップに寄って、ハンドグリッパーを買ってきました。

今まではゴムボールを握って何とか握力増強に励んできたのですが、これからはこのハンドグリッパーも使います。左手は連続して30回ほどできるのですが、右手が1回やるのがやっとです。ハンドグリッパーを使ってリハビリできる段階まで来たのでちょっとうれしいです。

なお、最近はいつもこのゴムボールも持ち歩き、電車の中でも握っていました。

もし街角や電車の中でゴムボールを握っているおじさんをみかけたら、どうか変な人だと思わないでください。そのおじさんはきっと手のリハビリをしているのです(笑)。

今日も右手でこのゴムボールを握ったまま、妻がお気に入りのカフェに入りました。お店の方は、怪しむような表情を全くせずに応対してくれました。やさしいですね。

2022年4月7日木曜日

リハビリ記③

4月に入り、仕事も通常モードに戻していっています。タイピングは問題なくできているので本当にありがたいです。

今日も病院にリハビリに行きました。今日は妻が一緒についてきてくれました。

リハビリルームには僕と同じように手の骨折をしたらしいおっさんたちがいました。なんとなくお互いの様子を伺います。

療法士さんによると、しばらくは手首を前後に曲げる可動域を回復したいとのことでした。ダーツを投げるような動作が有効だということです。タオルを使って、ムチを打つような動作も行います。

僕のような症状の場合、完全に回復するまで4か月ほどかかるとのことでした。しかし、日々少しずつ回復していっているという実感があります。

帰りはブックオフにも立ち寄り、妻と一緒にゆっくりと散歩も兼ねて帰りました。夕日に照らされる桜吹雪がきれいでした。

怪我自体は残念ですが、夫婦の絆を強めてくれるという意外な効果もありました。妻のスマホの歩数計によると、行き帰りで10キロも一緒に歩いたようです。