新潟県の妙高市に来て5日目になります。
今日は授業が2時半に終わったので、宿泊先のペンションに戻ってから、近くを散歩することにしました。
背の高い木が両側に立つ細い道路を抜けると、「いもり池」という池が広がっていました。ここから妙高山の全容が見れるのです。
天気もとても素晴らしい秋晴れで、午後の太陽の光が降り注いだ木々や水面が輝いています。
ちょうど今朝、以下のようなみことばを読みました。
「あなたは人々に、
私たちの頭の上を乗り越えさせられました。
私たちは、火の中を通り、水の中を通りました。
しかし、あなたは豊かな所へ
私たちを連れ出されました。」
(詩篇66篇12節)
池の水面には、多くのはすの葉が浮いているのですが、秋の到来とともに色づいた葉っぱの織り成す色のグラデーションが実に見事でした。
空気も澄んでいておいしいです。しばらくこの景色に吸い込まれていました。神様の創造には深い慰めがあります。ここはまさに「豊かな所でした」。
運転免許の取得は、甘くありませんでした。しっかりと予習復習をする必要があります。特に運転教習は大変緊張しますが、ようやくコースを何とか回れるところまで来ています。明後日には仮免の実技試験を受ける予定です。
免許合宿というのは、一時的に生じた小さな村社会みたいなもので、いろいろな人が来ては卒業していきます。ほとんどが20代の若い人達なのですが、中には僕のような「おじさん」もいました。
人生の「岐路」に立って、来ている人が多いです。調理の仕事を辞めて、新たに再起を図ろうとしている人。公務員試験合格を目指している青年。僕のように転職中の身の青年もいました。
主は一体この先、どこに連れて行ってくださるのでしょう。たとえ、人々が私たちの頭上を越えていき、水の中、火の中を通らされても、キリストに従う道の最後は、必ず「豊かな所」なのです。