2015年3月12日木曜日

就職活動で苦労している君へ

久しぶりに自分のブログを読んでみた。

最後に更新したのが、2013年の2月。それからもう2年1ヶ月経ってしまった。

生活はだいぶ安定した。転職の合間のアルバイト生活がうそのようだ。

ISO審査機関は6ヶ月だけ在籍し、それから都内の特許事務所に就職することになり、今に至っている。現在は、主に電気・機械系の英日翻訳をやっている。

もともと、自分の経験を語ることを通して、他の人を励ましたいという思いもあり、このブログをたちあげた。僕自身、40代で転職した人のブログを読んでかなり励まされたことがある。

僕の場合、大学を卒業してから、まともな職場に落ち着くまで20年近くもかかった。

だから、特に就職活動で苦労している学生さんや、就職できずにアルバイトで食いつないでいる人たちに伝えたい。

とにかく諦めないこと。そして、就職がみつからなければ、アルバイトでも何でもできることをやればいいということ。

アルバイトだって立派な労働であり、仕事だ。

アルバイトだろうが、派遣社員だろうが、何だって関係ない。とにかく自分が今できることをやって前に進むことが大事だ。そして、自分が本当に「やりたい」と思う仕事を決して諦めないこと。

僕は、今特許翻訳をやっていてとても幸せだ。文学部出身だし、文章を書くのは下手だけれでも好きなので、毎日、なにかしら文章を組み立てて生計を立てられることはとても幸せだ。

しばらく前に、就職活動に失敗した学生が自殺したニュースがあったが、このニュースを知ったときとても悲しくなった。

確かに、就職先が決まらないと、自分が社会で無価値な人間であるかのように思えるかもしれない。

僕もその気持ちはよくわかる。なんといったって、バブルがはじけた後の、第1次就職氷河期を経験した大卒フリーターの先駆けだったから。

アルバイト先では、とにかくたくさん怒られたなあ。惨めな経験もたくさんした。

40代過ぎてからのアルバイト生活では、20年近く年下の若者に馬鹿にされる、という辛い経験もした。あとは、おばさんたちになせかよく怒られたのもつらかった。

しかし、物事には始まりがあれば、必ずしも終わりがある。

そういう生活にも、必ず「終わり」が訪れるのだ。これは身をもって経験してきた。

だから、何だっていい。とにかく前に進むことだ。

人からばかにされたっていい。怒られたっていい。

ただ、変なプライドはもたないほうがいい。人から謙虚に学ぶ姿勢はとても大事だ。

そうすれば、必ずいい人に出会い、よい関係を築き、そこからまた新たな道が開けてくる。

そして、繰り返しになるけれど、自分が「やりたい」と思う仕事は決して諦めないことが大事だ。そこにいたるまでの途上では、何をやったっていいし、何年かかってもいい。

とにかく前に進むことが大事だ。