2013年2月26日火曜日

就職

やっと就職できた。実は先週から働き始めている。

新しい職場は、外資系のISO審査機関だ。そこで翻訳と通訳を担当することになった。今は新しい職場に慣れるので精一杯だ。

ついこの間まで、倉庫で3ヶ月働いていたわけだが、今度はがらりと環境が変わってしまった。

僕自身、この変化についていけていない部分もある。

しかし、何はともあれ、41才で再就職できたのはよかった。何よりも妻が泣いて喜んだので、これは大きかった。

2013年2月11日月曜日

良い現場

このブログで書いてきたように、僕は今「日雇派遣労働者」をやっている。というより、「まだやっている」といった方がよいかもしれない。

最近は、月曜日と火曜日は新山下にある倉庫で働いて、週の残りは川崎にある倉庫に行く、というパターンになりつつある。僕らは、仕事があるときは呼ばれて、仕事がないときは呼ばれない。いわゆる、雇用の調整弁なのだ。

いろいろな現場を渡り歩くことになるのだが、面白いもので、非常にぴりぴりした雰囲気の現場もあれば、わきあいあいとした現場もある。ちょっとだれていような現場もあれば、全体的なびしっと締まっている現場もある。

僕の見方では、適度に締まっていながらもわきあいあいとした現場が一番生産性が高いように思える。しかし、それは僕の好みの問題でもあるかもしれない。

「非常にピリピリした雰囲気の現場」に入った日は、結構大変だ。なぜなら、ピリピリした人がたくさんいるからだ。みなさんとても忙しそうで、いろいろと気を使う。仕事を間違えると当然怒られる。仕事を間違えないためにも、いろいろと質問しなければならないのだが、質問するタイミングを間違えたりすると、それはそれですごく嫌がられる場合がある。かといって、自分で判断して勝手に事を進めたりすると、それも怒られてしまう。とにかく、「非常にピリピリした雰囲気の現場」は、とても大変なのだ。

その反面、「適度に締まっているわきあいあいとした現場」に入ると、現場の担当者は、仕事をとても丁寧に教えてくれるし、全体的な雰囲気がわきあいあいとしているので、あれこれ質問もしやすい。また、ちょっとした失敗をしても、周りがフォローしてくれたりすることもある。わきあいあいとした現場では、みなさん、お互いフォローし合うことによって生じるコミュニケーションも楽しんでいる。なので、仕事が効率よくスムーズに進み、充実感もある。

しかし、ある意味、『非常にピリピリした雰囲気の現場』を経験したからこそ、『適度に締まっているわきあいあいとした現場』が感謝できるのだ。いつも「適度に締まっているわきあいあいとした現場』に入ってしまっていたら、いつまでも身につかない仕事もきっとあるだろう。また、『適度に締まっているわきあいあいとした現場』をつくっている人達は、実は『非常にピリピリした雰囲気の現場』を経験してきた人たちなのかもしれない。

だから、実は『非常にピリピリした雰囲気の現場』も、『適度に締まっているわきあいあいとした現場』も、どちらも自分にとっては「良い現場」なのだろう。どちらも有益なのだ。

今日は、「わきあいあいとしたエリア」に入ることができた。これは不思議なもので、同じフロアの中でもなぜか『ピリピリしたエリア』と『わきあいあいとしたエリア』があるのだ。

たまたま、同じ派遣会社の大学生が、僕が先週入った「ピリピリしたエリア』に入ることになってしまった。休憩時間中に、ものすごく辛いと言っていて、ちょっとかわいそうだった。

僕も先週はそこで辛い思いをしたよ、と伝えたら、そこから発展して、いろいろと話ができた。彼にとっても、この経験が益となることを祈りたい。